AUDIOSTATION第14回試聴会 [レポート] KRYNAさんよりケーブルスタビライザー「HELCA 1」登場。可能性を検証する!
日時:平成29年8月26日(土)14:00~16:00
会場:KRYNA株式会社 ショールーム
〒194-0015
東京都町田市金森東4丁目2番8号
TEL 042-788-5577
先月の暑さとうって変わり雨ばかりの東日本。今日もポツポツと雨です。よく考えれば7月と8月が入れ替わっただけだと思えばいいのかな。昨年AUDIOSTATION第一回の試聴会以来のKRYNAさんでの試聴会となりました。
入口には試聴会受付が準備中、お客様を待ちます。
本日の主役はこれです。
こんな感じでケーブル各種に巻いてどんな効果が上がるかをテストしていくわけです。
始め、ケーブルスタビライザーということで聞いていたので床を這うケーブルを浮かすものと考えていましたがこんな感じで別物です。このカールコード風の中に特殊なオイルが入っているそうです。スタビライザーというよりノイズフィルターですかね。
今回の課題はAUDIOSTATION式デジタルファイル再生でどう効果が現れるかということになります。したがって本来は配線はラックの裏側ですが反転して配線部が正面を向きます。
システムは下記のとおりになります。
■プレーヤー:DELA HA-N1AH40/2
■DAコンバーター: CHORD DAVE
そのあとはKRYNAオリジナルモノラル管球パワーアンプ→スピーカーとつながります。コントロールポイント/Mac MINIを使用してKazooにて音源再生コントロール、有線LANでDELAとのスイッチングハブを介しての接続となります。まずは手始めにPC周辺をやってみましょう。
[その1] Mac MINIとディスプレイをつなぐHDMIケーブル
[その2] ディスプレイの電源ケーブル
[その3] Mac MINIの電源ケーブル
面白いことに画面がものすごくきれいになります。濃淡がはっきりし、奥行きが表現されるようになります。そしてHDMIケーブルへの作業だけでなぜか音にも影響を及ぼすわけです。もともとMac Book PROは絶対ディスプレイと一体になってディスプレイノイズがかぶって音が悪くなると思ってMac MINIにしたわけで、まさかここで証明されるとは思ってもみませんでした。
そしてディスプレイの電源ケーブルでも映像、音楽ともに向上するわけです。最後にMac MINIの電源ケーブルは劇的に大きく効果を及ぼすのでした。Mac MINIはメガネタイプのインレットを使っているので、オーディオ用電源ケーブルが使えると期待していたのですがここにオーディオ用インレットを挿すととなりのイーサーネットポートがふさがれるという最悪の結果が待っていました。結局純正のままになっていましたが、こういう環境でHELCA 1は威力を発揮するわけです。そしてこのPC周辺というのは実際に音楽デジタル信号は電送されてはいないわけで、こういったノイズ源はいろいろなところを経てシステムに悪影響を及ぼしていたわけですね。
最終的にはこんな感じの作業となりました。
映像もこんな感じがどんどん良くなっていくわけです。
こんなに結果がでてしまえば、もう御馳走様、という感じでUSBケーブル、LANケーブルへの作業も「当然だろう」って、もう一段落してしまいました。しかし、メーカーショールームだからできる物量をふんだんに使う、やれる限りやってしまえ、っと、やっちゃいましょう。
結果は想像以上、出来る限りのノイズ除去の結果は素晴らしいものでした。これだけやっても副作用的なものは全くなく頂点を目指していくわけです。
いつもの商売っ気のないAUDIOSTATION試聴会が「何本買います?」になってしまったとさ。