その1，まずはシステムご紹介

コロナ禍の中、いかがお過ごしのことでしょうか。もう少し我慢をすれば、光が差してくるような気がします。今年も秋のヘッドフォン祭はオンラインになってしまいましたが来年こそはまたにぎわいを取り戻すことでしょう。

しかし電機業界、電子パーツ入手困難でメーカーさんは大変なようです。そういう状況でもあるので「インフラ整備」をちょっとやってみようかと思いました。5年半お世話になった事務所を移転しました。今までは平屋だったので適当に構成していましたが2階建てになったので広い場所を確保するのが大変。というわけで、廻りこみが増えたLANの伝送はかなり光ケーブルを活用することとなりました。（オーディオ以外ですよ！）

1,rooter廻り

2,PCネットワーク

3,複合機ネットワーク

これがすこぶる好調。
フロアをまたぐ形となった複合機の接続は光ケーブルの細さが非常にうれしいことに。部屋の中もルーターとパソコンの距離が出てしまったのでここのも使ってみた。インターネットが好調につながります。
まあ、元来パソコンとの接続には光ケーブルを介することで金属線だと流していたデジタルノイズを遮断できるわけです。したがって共存するオーディオ用ネットワークも結果的にノイズ対策が成されているはず…….

こうしてネットワークへの光ケーブル導入をすることでいろいろ理解できてきました。そうなると規格に合わせて比較的安価なシステムは「必要だなぁ」と感じました。

そうだ、作っちゃえ。

というわけでそちらの業界で評判の高いFS 社の製品を導入することにしました。そこに秋葉原のPCオーディオのスペシャリティショップ「オリオスペック」さんがオリジナルのメディコンバーターを発売するとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=QcK-aeuDx5c
https://www.youtube.com/watch?v=-xlZTYfH7iM

こちらのyoutubeで詳しく説明していただいてます。

実際、ハードケース装着で明らかにS/Nが向上して情報量が上がっていました。オリオスペックさんに交渉したところ卸していただくのを快諾していただきました。それなら、結構手ごろなシステムができるじゃん。というわけでこのようなシステムを作ってみました。

光ケーブルはマルチモード。コア線が太くなるので折り曲げに強くなります。オーディオ使用では数100m伝送をするわけでないのでマルチモードで十分の伝送距離を確保できます。マルチモードにはいろいろ種類がありますが、無難な選択でOM1を選びました。

これにマルチモード用のSFPモジュールを用意します。

そしてオリオスペックさんのメディアコンバーターを使用することで手ごろな価格で光アイソレーションを試すことが出来ます。

その1 SFPモジュール2台+光パッチケーブル1本

これはすでにSFPポートが装着されているハブ（スイッチ）とスフォルツアートのように入力がSFPポートのレンダラーを接続する場合に使います。

 

光ケーブル 1m	\ 9,350（消費税込）
光ケーブル 3m	\ 10,230（消費税込）
光ケーブル 5m	\ 10,450（消費税込）
光ケーブル 10m	\ 11,550（消費税込）
光ケーブル 20m	\ 12,980（消費税込）
光ケーブル 30m	\ 14,520（消費税込）

その2 メディアコンバーター1台+SFPモジュール2台+光パッチケーブル1本

これはルータとSFPポートが装着されているハブ（スイッチ）を接続する場合に使います。また、SFPポートが装着されているハブ（スイッチ）とPCを接続する場合にPC側にメディアコンバーターを設置、接続するのもお薦めです。したがって、SFPポートが装着されているハブ（スイッチ）と各ネットワーク機器の接続もできますのでいろいろ比較してみてください。

 

光ケーブル 1m	\ 24,310（消費税込）
光ケーブル 3m	\ 24,860（消費税込）
光ケーブル 5m	\ 25,410（消費税込）
光ケーブル 10m	\ 26,510（消費税込）
光ケーブル 20m	\ 27,940（消費税込）
光ケーブル 30m	\ 29,480（消費税込）

 

その3 メディアコンバーター2台+SFPモジュール2台+光パッチケーブル1本

これはLANケーブルの置き換えに使用する場合に使います。

 

光ケーブル 1m	\ 39,270（消費税込）
光ケーブル 3m	\ 40,150（消費税込）
光ケーブル 5m	\ 40,370（消費税込）
光ケーブル 10m	\ 41,470（消費税込）
光ケーブル 20m	\ 42,900（消費税込）
光ケーブル 30m	\ 44,440（消費税込）

 

さて、では実際に機器間の接続をやってみましょう。
どことどこの接続が有効か？どうなるか？コーナーを変えて展開してみましょう。

(AUDIOSTATION オリジナル製品を始めることにしました。その2 に続く）