AUDIOSTATION第13回試聴会 [レポート] 今こそデジタルファイル再生! Hiresの真意に迫る。ステレオサウンド203号、至高のハイレゾ体験の記事を追って実演してみましょう。試聴会レポート

日時:平成29年7月22日(土)14:00~16:00
会場:ノジマオーディオスクエア越谷店
〒343-0828
埼玉県越谷市レイクタウン3丁目1-1 イオンレイクタウン mori1階 ノジマレイクタウン店内
TEL 048-990-1328
FAX 048-990-1329

暑い、暑い埼玉県越谷市です。今回は規模の大きさ日本で指折りのショッピングモールイオンレイクタウンです。

レイクタウン内ノジマオーディオスクエアー越谷店にて試聴会を実施しました。

しかし初めからお詫びをしなければいけません。久々に大失敗をやってしましました。ファイル再生試聴会で一番やってはいけない「音が出ない!」というのを延々30分。おいでいただきましたお客様にはご迷惑をおかけいたしました。深くお詫びいたします。
こういうのをやってしまうと「やっぱりPC Audioはだめなんじゃないの?」という評価につながってしまいますからね。また、やってみようと思った方がこういった状況になった時にファイル再生をやったことを後悔されるようなことがあってはいけません。

ということで今回のレポートは「なぜ再生が途切れてしまったのか?」を検証してみます。
いろいろ参考になることがあるかもしれません。

まずは当日のメニューをこちらからご覧ください。
http://audiostation.jp/archives/549
いろいろと内容豊富でしたが、これをパワーポイント(本当はもどきなんですが)による映像を加えて説明をしていきました。ここで問題が1つ、今回選曲をやっていたコントロールソフトはKazooを使用していましたが、説明の映像も同じMac Miniを使用していました。事故が発生する前からどうもぎこちなかったのは無理がありました。個々に別々のパソコンを使用すべきでした。

そしてこれが一番の問題点だったんですが、会場のノジマオーディオスクエアーのインターネット回線ではdB Powerampが作動しなかったことでした。リッピングソフトdB Powerampはリッピング時にdB Powerampのデーターベースになるデジタルデーターと照合しながらリッピングをします。つまりデーターの取り込みが悪いと時間をかけて正確に取り込んでいくようにインターネット回線にて調整されます。これをAccurate Rippingといって音が良いリッピングができるポイントとなるのですが、どうもこのやりとりがセキュリティーではじかれてしまっていたようです。しかしイベントメニューにはDELAリッピングとdB Powerampリッピングの比較をやることにしていたのでここではノジマさんの回線を使わず私のポケットWi-Fiを使用することにしました。ここが大きな問題点をつくることとなったのです。

Wi-Fiを活かすには極々簡単にイーサーネットを抜くということで対応したもので、これが大きな失敗を生むこととなるのです。ネットワーク上においてパソコンは他のデバイスが完全に立ち上がったのちに立ち上げないと大体ネットワーク上で認識できないのです。特にMacはその傾向が強いようです。そうです。一度イーサーネットを外して再度つなげてしまうとMacはネットワークに入れなくなってしまうのです。当然Kazooはネットワーク上になくなり、ルームにはレンダラーを表示することなく再生はできなくなります。このためにしばらく再生不能の時間が発生してしまったわけでした。これはこの状態でMacの再起動で解決することができます。

恥ずかしながら初歩的ミスでご迷惑をおかけいたしました。次回はもっと下準備を念入りにやってトラブル回避を実行いたします。

がっくり力を落としての帰りに入口のペッパー君に励まされた気がしました。

[補足] DELAのUSB-DAC再生でのKazooのコントロールについて

私が今回実施したやり方になりますが、ソフトをMacにてコントロールした場合の注意点です。今回USB-DACを3種類使用しましたのでその都度差し替え、Kazooのルームは自動でDACを切り替えてくれると思っていたのですが・・・。
KazooはDACを切り替えた場合その前のDACを引っ張る傾向にあり、そのままでは新しいDACに切り替わりません。トップ中央にレンダラーが表示されるところがありますのでここをクリックすると接続されているルーム(レンダラー)が表示されますのでここで積極的に切り替えてください。KazooはLINNのコントロールソフトですのでKazooの問題ではありません。

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