AUDIOSTATION第5回試聴会[レポート]秋のヘッドホン祭2016
【秋のヘッドホン祭2016】
10月22日(土)11:00~19:00
10月23日(日)10:30~18:00
恐れ多くもヘッドホン祭に参加させていただきました。
思えばちょうど10年前の2006年11月、中野ブロードウエイ会議室にて「ハイエンドヘッドホンショウ」が開催されました。フジヤエービック店長よりオーディオのハイエンド機器を使用したヘッドホンのイベントはできないものであろうか?と相談を持ち掛けられ快諾しました。出展は4社+有名なブロガーさんと5コマの試聴ブースがありました。会議室は自由に出入りできる場所ではないのでお客様の定員は30名、開始の13:00に同時に会場に入場していただき、次々に聴いていただくという流れでした。
当時高級ヘッドホンというのはUltrazone、STAX、GRADOぐらいしかなく、アンプも今なら高級とは言えないPS AudioのGCHPが大手を振っていたという時代でした。しかし、ハイエンドのオーディオ機器の音をヘッドホンで直接耳で聴くというのは結構斬新で各ハイエンド機器の特徴をしっかりと聴くことができました。
このハイエンドヘッドホンショウ、3回続きました。ところが、定員30名が即日瞬間で埋まるのでフジヤエービックさんは非常にお客さんからクレームを浴びる結果となります。ここでまた、フジヤエービック店長より提案を受けます。「次回は中野サンプラザでやろうと思うのですが」・・・そして2008年4月に中野サンプラザにて「春のヘッドホン祭 2008」が始まったわけです。
ヘッドホン祭は毎度毎度スケールアップしていきました。ブランドも国内外多くのメーカーがヘッドホンマーケットに進出、また、関連アイテムも多数発売されるようになりました。2011年ごろからアメリカで開催されるヘッドホンの祭典Headfiと並び評価されるようになり、今ではHeadfiよりも多くの出展社が登場しています。
この写真のように全然ヘッドホン関連アイテムがないメーカーも出展しています。
結局、ヘッドホン祭なければこんなにヘッドホンのマーケットは大きくならなかったことでしょう。フジヤさんが開催その都度話題作りに必死となって取り組み、予告の形で開催1ヵ月前からブログで案内、各種新製品発表会を開催、と精一杯頑張ってこられた結果です。「ハイエンドヘッドホンショウ」の来場30名から、ついに今回は来場者 10000人を突破したということで、私も感無量です。
ところで、わがAUDIOSTATION、PC Audio最前線を紹介さえていただきました。
看板の新製品DELAの新型N1Aの新旧比較試聴は多くの方に聴いていただくことができました。また、クラス上のN1ZH30/2もクラス上の音を確認いただいたと感じます。ちょうど巷話題のDAコンバーター Chord社のDAVEと、お隣にはまた話題のMytek社のBrooklynとこちらの聴き比べも楽しかったのではないでしょうか。
と、いうわけで今回2コマお借りしての参加となりましたが、今度は2月18日(土)には同じ中野サンプラザにて「ポタ研2017 winter」が開催されます。そこでいっちょ、やったるか、ということで一つ企画を考えております。
詳細は決まりましたら、来年をお楽しみに!!!!!